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Scaleの関数プログラミングのアプローチについて(1)

この本のScalaの章を読み初めたばかりで、まだScalaについてはよく分かっていないのだけど、作者のインタビューが掲載されていて、Scalaはオブジェクト指向と関数プログラミングの橋渡し役になるという話が書いてあった。現代の二大プログラミングパラダイムを両取り。 自分として、一番興味があるのは、Scalaが破壊的操作が必須のオブジェクト指向と破壊的操作が非推奨の関数プログラミングのバランスをどう取っているのかというところ。 現在私が開発中の[Nendo]という言語では、破壊的操作をしようしている場所を、実行時ではなくコンパイル時に検出できないかと考えている。 Scalaがそのへんを解決したのかが知りたい。 仮に解決しているなら、どうやって解決しているのかを知りたいと思っている。 まさか、実行時に検出できるレベルで満足しているのだったら残念なんだけど。もう、その時点でScalaから貰うものは無いかなー。 Haskellの場合は、破壊的操作自体の無い純粋な世界を構築しており、プログラマがその世界の中でプログラミングしないといけないようにしてある。オブジェクト指向が付け入る隙は全く無い。プログラミングパラダイムは単一というわけだ。パラダイムというかパラダイス的な(笑)

この本でのScalaのページ数は少ないので書いていないかもしれないけど、ヒントくらいは書いてあればと楽しみに読んでいる。 このエントリの最後に(1)番号が書いてあるように、この疑問が解けるまで引き続き書く予定。