Redisを試す
前から気になっていたRedisを試した。 (Redis 2.2.12)
[Sekka]の辞書ストレージに使うと高速になりそうだという直感があった。
しばらく試した結果、非常に[Sekka]向きだということわかった。非常にレスポンスが良く、まさにスラスラという表現がしっくりくる。
64MByteのメモリを割り当てたTokyo Cabinetと比べてひっかかりが無い。
但し、問題もあって辞書データが全てメモリに載っているので、64bit環境のredis-serverだと、800MByteのメモリを常時消費した状態になる。
これはこれでいいだろう。最近のノートパソコンでもRAMは4GByteほど搭載されてきている。いつもメモリ消費量の進歩については私は楽観的なのだ。
Tokyo Cabinetでも設定次第でRedis同様にデータベースをオンメモリにし、DISKへの遅延書き込みもできるだろうが、Redisなら標準設定がそうなっている。 設定無しでできるのなら、そちらをサポートしたほうが手間がかからない。ユーザにインストールしてもらうことも考慮すると設定不要なのは好都合なのだ。 また、In Memory データベースならではの工夫もされているだろうし、今後もいろんな改善が入ってくるだろう。
Sekka 0.9.2に入る予定なのでしばらくお待ちを。