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Sekka 0.9.1 リリース

SKKライクな日本語入力メソッド [Sekka] 0.9.1をリリースしました。(リリースノート [Sekka.ReleaseNote]) img

主にバグ修正です。 また、Tokyo Cabinetのデータベースで辞書データ提供するのをやめました。 CPUアーキテクチャ間でTokyo Cabinetの辞書データベースのバイナリは互換性がないためです。 将来、Tokyo Cabinet以外のKey Value Storeもサポートするのです、その伏線も兼ねています。

version 0.9.1 変更点

  • Ctrl-RでGoogleIME経由の辞書登録と平仮名フレーズの登録の両方を行えるようにした。
  • Tokyo Cabinetのサポートバージョンを 1.4.37 以上に引き下げた。 Debian squeezeとUbuntu 10.10以上に含まれるTokyo Cabinetが1.4.37であるため。
  • 辞書ファイルの提供形式をTSV(タブで区切りのテキストファイル)にした。 sekka-serverの初期化時にTSVの辞書ファイルをダウンロードし、その場で辞書ファイル(tch)に変換するようにした。 (Tokyo Cabinetの辞書は異なるCPUアーキテクチャ間で互換性が無いため)
  • バグ修正 – M-x 20 space でスペースが20文字入るはずが1文字しか入らないバグを修正した。 – sekka-pathが廃止予定のRubygemsのメソッドの使用をやめた。 https://gist.github.com/1168173 rubygems 1.8.xの環境では大量の NOTE: の表示が出てしまう – “2011nen9gatu”などの数字混じりのクエリを変換するとサーバエラーが出る sprintfのフォーマット文字列(%s)と実引数の個数が異なるというエラー。

次の目標

ユーザ・インタフェース改善のいろんなアイデアを試していきます。 辞書ストレージとして、redisを使ってみようと思います。