[Nendo] 0.5.0をリリースしました。(リリースノート: [Nendo.ReleaseNote])

リリースの目玉

健全なマクロ(hygenic macro)を追加したことです。 結果、次の3つをサポートできました。特にutil.listは普段のコーディングで自分でも無いと困るライブラリでした。

* srfi-2

SRFI-2 AND-LET: ローカル束縛を伴う AND、条件付き LET 特殊フォーム

* srfi-26

SRFI-26 カリー化を伴わないパラメータ特殊化の記法 (cutとcute)

* util.list

Gaucheのutil.listのサブセットです。Nendoはマルチメソッドディスパッチ機能が無いので、assoc-refの引数指定順序が逆バージョン等は外してあります。 take* drop* take-right* drop-right* split-at* slices intersperse cond-list alist->hashtable hash-table->hash-table が使えます。

ただ、サポートできたのはdefine-syntaxのみでレキシカルな構文定義(let-syntaxとletrec-syntax)は未だサポートできていません。

次の目標(let-syntaxとletrec-syntax)

これが動けば、util.match が動くのでRubyに強力なパターンマッチが導入できます。 Nokogiriとutil.matchの組み合わせができると凄いことができるでしょう。

これから挑戦していきます。