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「言語設計者たちが考えること」の再読

PealのLarry Wallの章と、RubyのMatzの章を再度読んだ。 言語デザインの楽しさを再認識した。有意義でかつ楽しい。お金もかからず、知的好奇心を満たしてくれる最高の遊びだと思う。仕事では役に立たないけど… 私のようにSchemeのような仕様が既に決まっている言語の処理系を作るだけでも楽しいが、言語をデザインする作業も楽しいだろうなと想像する。 時々は、こういう本を読んで、単ならうScheme処理系の開発というレベルから一段引いて、言語デザインレベルから言語を考えることも必要だなと思う。 そのためには、Schemeの仕様に囚われずに、どんな機能が有用かを考える癖も付けていきたい。 Haskellとかも本格的に使い込んでHaskellの良い点を理解する時間を取る頃合いかなぁ。