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AZIK対応に挑戦

今回は、地味でニッチな話題なので、興味がある人は限られると思うのだけど、自分用メモとして。 ローマ字入力方式として、AZIKという方式がある。 img

詳しくはWikipediaと、るびきちさんの記事を参照。 AZIK - Wikipedia もっと早くタイピングしたい人へ贈る習得容易な拡張ローマ字入力『AZIK』 AZIKとは AZIKは、現行の入力方式の資産を生かしつつ、入力を改善していくスタイルを とります。現行の方法を保持したまま、より打ちやすいように改善していくの で、移行期間でも作業ができます。いわば拡張ローマ字入力といったところで す。日本語の読みを研究しつくし、頻出のパターンを打ちやすく最適化してい るので、より高速に、より疲れにくくなります。

このようなAZIKの紹介文を真に受けて、[Sekka]では通常のローマ字入力とAZIK(拡張ローマ字入力)は共存できるという目標を持っている。 そこで気を付けないといけない点を発見したので、メモっておく。

“ん” の扱い

Sekkaでは “ん” を “n”/”nn”/”q” の3種類で指定できるようにしたいと考えている。 つまり、”n” 1個でも極力 “ん” と認識してほしいのだ。 “n” と “nn” の両方を “ん” としたいが、AZIKが入ることによって、”n” が “ん” と認識されないパターンが減ってしまう。 なぜかというと、AZIKでは “nj” が “ぬい” にマッピングされていたりして、”ん” が “nn” で指定されないと全体が整合しない仕様になっている。 例えば “kanji” という文字列を通常のローマ字で解釈すると “かんじ” となるが、AZIKで解釈すると “かぬんい” となってしまう。 (前述の説明の通り、”kannji” のように “ん” を “nn” で入力するとAZIKでも “かんじ”となるのだが…)

※ これは、辞書を引かない平仮名入力と送り仮名入力の箇所だけで問題となる話題であって、辞書引きされる部分においては曖昧検索で救済される。

対策案

案1: 辞書引きされない箇所では “ん” を “nn” で入力してもらう 案2: AZIKを優先するか否かというユーザー設定を儲ける

結論は?

まだ、決めてないけれど 案1が有力かなぁ。 AZIK対応を入れることによって標準ローマ字の使い勝手が落ちるというのは少し残念ではあるけれども…

その他

“ぁ” を “xa”でも”la”でも両方許容しようと思ってたけど、これもAZIK対応で “xa” がコンフリクトするので “la” だけを許容することになるだろう。


コメント by kiyoka:
自分でコメントします。 やっぱり案2が使いやすいだろうと思い直したので、案2で実装してみることにしました。


コメント by Daiane:
That’s a smart way of loonkig at the world.

コメント by kiyoka:
自分でコメントします。 やっぱり案2が使いやすいだろうと思い直したので、案2で実装してみることにしました。