SekkaをRackに載せて、試験運用中
現在、新しい日本語入力メソッド(Sekka)を開発中だ。
とりあえずRackに載せることができた。(結局先日書いた方法で[Nendo]の定義関数をRackからうまく呼びだすことができたのである)
sekka.elを1日程度ででっちあげて、このブログはEmacs+Sekkaで書いている。(勝手知ったるsumibi.elを改造したのでそんな期間でできたのだが…)
まだまだ使いにくい所がたくさんあるので、結論は出しにくいけれど、まあまあ希望が持てそうな使い心地だ。
SKKを使ってきた人なら数分もあれば、慣れるんじゃないかと思う。
Sekkaはこの2010年という統計的自然言語処理全盛の時代にあって、統計的処理をほとんど使わない。(ローマ字キーワードの曖昧検索を使っているが、それは統計処理ではない) 要するに時代を逆行する日本語入力メソッドなので、今開発すること自体どうなのかと思うところはあるけれど、Google日本語入力のような凄いものが出てきた今だからこそ、逆を狙うのも面白いのではないかと思う。 私は立場的に自然言語処理の研究者でもないし、特に咎められることは無い。
それにしても、はやくも小指が痛くなってきたぞ。これがSKKライクな入力方式の最大の欠点だ。 これを解決する手段を早く考えないといけない…(笑) Sticky-Shiftという手段があるそうで、それで緩和するのかどうかも試してみる予定だけど、もっといいアイデアは無いかなぁ。