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ビューティフルアーキテクチャを読む

図書館にあったので借りて読んだ。

ビューティフルアーキテクチャ

著者: Diomidis Spinellis, Georgios Gousios, 久野 禎子, 久野 靖

シリーズ前作のビューティフルコード

もしかして自分は、コードよりもアーキテクチャの議論のほうが好きかも。 これまで自分が作ってきたものを見ても、自力のコードをがんばるよりもいろんなコンポーネントを組みあわせて面白いものを創る方を優先してきた気がする。

さて、今回自分が読んだ章はこれだけ。 一番読んでためになったのは、1章,2章,14章かな。 自分の中の曖昧なイメージを明確に出来たという意味では、5章も読んでよかった。 図書館に返却する道すがら別の章もパラパラめくって見たけど、楽しそうな話題が沢山あった。 いつかもういちど借りよう。(というか買えということか)

  • 第1部アーキテクチャについて – 1章アーキテクチャとは何か?(ジョン・クライン、デビッド・ワイス) – 2章 2つのシステム:今風ソフトウェア物語(ピート・グッドリッフ) – 5章リソース指向アーキテクチャ:「Web上にある」こと(ブライアン・スレッテン)

  • 第4部エンドユーザアプリケーションのアーキテクチャ – 11章 GNU Emacs:漸進的機能追加方式が持つ力(ジム・ブランディ)

  • 第5部プログラミング言語とアーキテクチャ – 13章ソフトウェアアーキテクチャ:オブジェクト指向対関数型(バートランド・メイヤー) – 14章古典再読(パナギオティス・ロウリーダス)

しかし、一番期待していた言語設計の13章が難しすぎてわからなかった。残念。 なんか議論がいろんな視点に移っていて、煙に巻かれた感じ? この章ちゃんと理解できた人いるのかなぁ。


コメント by Alice:
Hey, that’s a clveer way of thinking about it.