次はアプリを試作してみよう(2)
私がRubyで書いているLisp方言、 [Nendo]の開発状況続き。
先日書いた通り、Stowのラッパーを[Nendo]で書いている。 実際にアプリを書いてみると、日常的に自分が使う構文やユーティリティが足りないことがわかる。 まず、assoc系の関数が全く無いのでいきなりつまづいた。 それからGaucheでのプログラミング時に自分がよく使う、let* と case、それに cond の clause節の => が欲しい。 一方、Rubyのライブラリを簡単に呼び出せるので、カレントディレクトリを求めたり、指定パスのファイルリストを求めたりするような実用的な操作には困らず意外と実用的なツールが作れることが分かった。 言語処理系で退屈でしんどい部分であるライブラリ開発を回避したかったので、この点は早めにRuby連携を実装したのは成功かも。