『クラウド化する世界』を読んだ
最近のGoogleとかMicrosoftとかAmazonのクラウドの未来が知りたくて読んでみた。 実は、具体的なGoogle App EngineとかAmazon S3の話題に触れられているのかと思ったが、もっと全体の大きな流れを鋭く捕えていて良い意味で裏切られた。 (要約は[kiyoka.一言要約]に書いたので内容に興味がある人はそちらも見ておいてもらえれば嬉しい)
間違いなく未来はクラウドコンピューティングの方に行くことは間違いないと納得させてくれる本だ。 将来は自宅のパソコンだろうと企業の基幹システムだろうと自分でアプリケーションを入れて管理するのは少数派になっていくだろう。 現在NetBookとかミニノートが売れているのは、単に安価だからかも知れないが、今後はパソコンはセットアップがめんどくさいからイヤだというように、別の理由で敬遠される様になると思う。 企業内での増えつづけるサーバ管理についてもしかり。 そうなると、ソフトウェアの開発者もクラウド上で何をどう作るかというのを考え始めた方がいいと思う。
漠然とクラウドコンピューティングが流行りそうだから、ちょっと技術的なところを押さえておこうという人は並行してこの本も読んでおくといいでしょう。 長期的な視野とデータセンターが遠い国にあるということはどういうリスクが有るかというような、時間軸方向と空間軸方向の両面で広い視野で世界を俯瞰させてくれる。 でも、この点だけはちょっと納得いってない。本当にそんな事になるのかな。 [kiyoka]による要約。 『ワールドワイドコンピュータにより知識労働が世界規模で取引される。その 結果、経済の地域格差は小さくなるどころか、コンピュータ化により知識労働 を自動化できる特に才能のある裕福な少数の人々と、それ以外の大多数の人々 の間で格差が広がるだろう』
これからは、Amazon DynamoとかWindows SDSとかについて書かれた記事とかを読んでいく予定。