世界金融危機とSF小説
昔から、SF小説では政治や経済は人類には手に余る問題なのでコンピュータに任せてしまおうという思考実験が行われる。 うまくいくか、いかないかの結論は作家の好みによって様々に分かれるけど、今回のサブプライムローンから始まった金融危機を見ていると、やっぱり人類の頭脳では扱い切れない問題なんじゃないかと思う。 今は無理だけど、将来はコンピュータに任せてしまう(もしくはかなりの部分サポートしてもらう)方がいいのではないかな。 久々に、そういう小説を読んでみたくなった。 コンピュータが『人類は滅ぶしかない』という結論を出してしまうパターンと、コンピュータと人類がうまく共存している様を絶妙に描写しているパターンの両方読んでみたい。 どんな小説があるか探してみようと思う。 多分これを現実逃避というんだろうけど、個人にできることはあまり無いと思う。 この時期にそういうSFを読むのも一興だろう。 他にも、日経平均ETFを買って値上がりを待って楽しむという方法もあるが、長期間低迷したらそれもしんどいので今回はパスしよう。