Python 3.0について
Python Conference 2008 - Day1 — TRIVIAL TECHNOLOGIES 2.0より Pythonが目指す変化の方向性は,「よりコンパクトなコア」。誰が使っても「た った一つのすばらしい方法」にたどり着けるように,曖昧さを排除し,例外を少 なくしてハマりどころを取り除くことによって,よりながく,正しい方向に進化 しつづけられるはずです。 とうとうPythonも3.0で後方互換性を犠牲にしても進化するという方針を打ち出した。 PHP、Rubyは(多分)元から互換性をそんなに重要視していないし、PerlはPerl 6で後方互換性を犠牲にした。 最後に残ったPythonも例外では無かった。 コンパクトなコアという方向性は賛成。 Schemeが好きな私はコアはコンパクトで有れば有るほどいいと思うけど、あまりにやりすぎると、普及しずらい。 そのへんのバランスが重要だと思う。 Python 3.0ではそのバランスが調整されて良くなりそうな期待がある。 ところで、私はPythonのインデント構文は好きなので、SchemeのスキンとしてPythonライクな構文を採用するという妄想を捨てきれずにいる。 PythonとSchemeは水と油のような気もするが、だからこそPythonライクにすることでS式に抵抗がある人用のインターフェースとして機能するんじゃないかと思う。