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Dave Thomasの講演を観て思ったこと

この有名な講演を、Gaucheユーザから見て思うことを中心に。 プログラミング関連のブログをグルっとひと巡りしてみるとRubyを愛している人は多いことに気づくだろう。 この講演の中で、(Haskell and Ruby) or (Ocaml and Python) という話が出てくる。 真中が ‘or’ ではなく ‘and’ の人は少数で、これは何でだろうという話。 Dave Thomasは、これはペットの趣向で例えると犬派、猫派が有るようなものでRuby派、Python派が有ると説明している。 なんか分かる気がする。 さて、無理矢理ここにLisp系を入れてみよう。 『(Haskell and Ruby) or (Ocaml and Python) or (CommonLisp and Scheme)』(笑) ということにしておこう。 Lisp系を使う人は、全部Lisp系でやってしまう感じを表現してみた(笑)

ところで、Rubyがプログラミング言語としてここまで愛されているのはPerl以来かもしれない。 Dave Thomasは自分の脳味噌の動きに近いという言いかたをしていし、周辺でもRubyが好きな人はだいたい同じような事を言っている気がする。 ちなみに私は、Scheme言語のなかでもとりわけGaucheを愛している。 残念ながら普及率は今ひとつだけど、今のところ問題ない。 もし、Dave Thomasのような熱い人がGaucheコミュニティーに出てきたらどんな感じなんだろうと想像してみたが、ちょっと有りそうにないよね。 Gauche本が出たあたりから、少しはコミュニティーが大きくなったりすればいいなと期待している。

RubyKaigi2007 / Dave Thomas 1/4

RubyKaigi2007 / Dave Thomas 2/4

RubyKaigi2007 / Dave Thomas 3/4

RubyKaigi2007 / Dave Thomas 4/4