Rubyの生産性の高さはどこまで本当か?
私も何度も生産性の議論を書いていますが、生産性の議論は本当に難しいと思います。 このエントリーでも、やっぱり純粋に自由度と生産性と気持ちよさを考えると最後には、S式macroとMOP最強論に吸いこまれていますね。 やっぱりJavaの発明者から言語界のブラックホールといわれるだけあるLispです。 もし、括弧に対するアレルギーが無いのだったら、Lisp系言語は最高ですよ。 例えば、Gaucheを使えば、メタプログラミングは当然できますし、ブロック構文とソックリのイディオムを提供する関数も標準で沢山あります。 (with-input-from-file ‘filename’ …)など。 細かい話は置いておくとして、もしLisp系言語のパワーそのままで、ソースコードの外観もPythonやRuby程度の普通っぽさを持っていたら、もうちょっと普及の方向に動くと思います。 誰か作りませんか?GaucheベースのRubyスキンとか。 Schemeハッカーは言語の拡張にいそしんで、普通のハッカーは、PythonとかRuby構文でプログラミングを行うという分業体制ができます。 これが将来ほとんどの言語が辿り着く姿なんじゃないかと予言します。外れると思いますが。