『検索エンジン戦争』を読む
図書館に行くと新刊の棚に置いてあったので、読んでみました。最近のサーチエンジンの開発元は買収につぐ買収でサーチエンジンと開発元の関係がさっぱり追えてなかったのですが、この本でやっと把握できました。よくまとまっています。 また、なぜmsn,yahoo(もちろんgoogleも)が検索エンジンを自前で作って戦おうとするのかもわかりました。結局のところ、現在はWebの入り口は全て検索エンジンになってしまっているので、そこを押さえてしまった者が全てを手にするというわけですね。 そういえば、僕も最近ブックマークはあまり使わずに、’nikkei’とか’apple’とか ‘cnn’ とかで検索して目的のサイトに行きます。まして、URLを直接打ち込んでサイトに行くなんてことはもう誰もやらないでしょうね。 この本を読みながら広告ビジネスとSumibi.orgを組み合わせて考えていくといろいろ面白いことが思いつくのですが、あまりやると暗黒面に落ちて行きそうなので、オープンソースコミュニティーにそっぽを向かれるようなことにならないように抑えるつもりです。実験的な、又はネタ的なものならいいでしょうけどね。 フォースの力をむやみに使ってはいけません。オープンソースの力は信じて使っていきますけどね。